九十九由基の強さ【評価S】

特級術師の一人

九十九は特級術師の一人。この作品において特級術師は規格外として扱われているので、その時点で作中トップクラスの術師となる。領域展開、反転術式といった他術師が会得できていない高等技術も身につけている。

仮想の質量を付与する術式

術式は自らに仮想の質量を付与する「星の怒り（ボンバイエ）」。質量を付与した打撃は凄まじい威力となり、「あらゆる障害を取り除く術式」という概念を無視しながら特級呪霊を一撃で葬り、羂索はガードしても腕を吹き飛ばされていた。羂索レベルでガード不能となると、例えガードしても肉体が欠損するレベルの破壊力であり、反転術式持ちでもなければまともに近接戦闘を行うことは不可能だろう。近接戦闘力は作中最強候補と思われる。加えて、式神凰輪（ガルダ）には仮想の質量を付与することができ、これを飛び道具として使用できる。ガード不能な飛び道具として使用できる他、凰輪（ガルダ）を巻きつけ仮想の質量で相手の動きを鈍らせることもできる。

ブラックホールも生成可

「星の怒り（ボンバイエ）」で付与できる質量に制限はなく、ブラックホールを生成できるまで質量を高めることが可能。「世界中を巻き込む自爆」を引き起こせるので、破壊力や規模は作中No.1となる。ただ、九十九も死亡確定の自爆技なので、これを強さに考慮すべきではない気はする。

羂索に敗北

作中では羂索に敗北している。しかも、脹相・天元のサポート込みでの敗北なので、明確に羂索よりは格下となるだろう。

評価

「特級術師」ということで、その時点で術師としてはトップクラスで、他特級術師と同格であろう。実際、術式の「星の怒り（ボンバイエ）」は、羂索レベルでさえ防御しても欠損してしまう威力のイカれた性能である。術式を交えた近接戦闘力は作中最強候補だろう。羂索には脹相・天元との共闘でも敗れていたので、羂索よりは明確に格下と言える。他特級術師と同じS評価とした。

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