半天狗の強さ【評価B】

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上弦の肆

半天狗は十二鬼月の上弦の肆。鬼の中でもトップクラスの強さで、「柱3人分の強さ」とされている。実際、柱を含む数人の鬼殺隊を相手取り、単純な戦闘能力では圧倒していたので、柱一人に敗れた上弦の伍の玉壺よりも相当に実力は上であると思われる。

分身を生み出す血鬼術

窮地に追い込まれる度に己の身を守ってくれる強い感情を具現化させる追い込まれれば追い込まれるほど強くなる鬼。作中では各々が固有の能力を有する空喜・積怒・哀絶・可楽を登場させた。

  • 空喜:飛行が可能で音波による攻撃を放つ
  • 積怒:錫杖から電撃を繰り出す
  • 哀絶:三叉槍の使い手
  • 可楽:羽団扇で突風を起こす

特性の異なる分身体によるコンビネーションが非常に厄介。しかも、例え頚を斬ったとしても本体を倒さなければ仕留めることができない。

加えて、4体を合体させた最強形態、憎珀天を生み出すこともできる。木の竜を召喚し自在に操る血鬼術、無間業樹に加え、空喜・積怒・哀絶・可楽の血鬼術まですべて使用可能というまさに最強形態。空喜の音波と積怒の雷を同時に繰り出す狂鳴雷殺という超範囲技も有している上、近づいたとしても狂圧鳴波という強力な音波を発せられ、遠近ともに強力。しかも、憎珀天も本体を倒さなければ意味がなく、憎珀天の猛攻を掻い潜りながら小さい本体を捜し出しとどめを刺さなければならないという単独では無理ゲーな次元の強さ、厄介さと言える。

撃破困難な本体

本体は基本戦闘に加わることはなく、戦線から離れたところで隠れているが、ネズミ並みに小さいので戦闘中に発見することは困難。小さいながらも頑丈で、斬ろうとした日輪刀が逆に折れてしまうほどの強度を誇るため、相応の力がある隊士でないとそもそも倒すことが不可能。分身体の攻撃を掻い潜りながら、この小さな本体を見つけ出しとどめを刺さなければならないというあまりに鬼畜すぎる性能。単独で撃破するのはまず不可能だろう。

炭治郎・禰豆子・玄弥・甘露寺に敗北

作中では炭治郎・禰豆子・玄弥・甘露寺と交戦。探知能力に長ける炭治郎に本体を特定され最後は敗れたが、柱を含む4人を相手取り、単純な戦闘力では圧倒していた。柱単独では敵わない次元の強さは有しているだろう。

評価

上弦の肆の鬼であり、柱3人分の強さは有する鬼の中でも最高峰の実力者。実際、本体を倒さない限り頚を斬っても倒せない分身を4体同時に繰り出し、そのいずれもが固有能力を有しているという強力な血鬼術を扱い、さらにそれらを合体させ、炭治郎・禰豆子・玄弥・甘露寺という柱を含む4人の隊士を同時に相手にしてなお圧倒するほどの戦闘力を見せた。そんな分身体を相手にしながら、小ネズミほどの本体を探し出しとどめを刺すのはもはや単独では不可能であり、柱一人に敗れた上弦の玉壺よりも断然強いと思われる。B評価とした。

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