理の外
継国縁壱
作中描写、扱われ方ともに文句無しの作中最強。鍛え上げた鬼殺隊が極限状態でようやく達する痣、透き通る世界を生まれながらに会得し、赫刀も何のリスクも無く発現させている。「この世の理の外にいる」と評されるが、まさにこの世界の理が通用しない規格外の存在と言えよう。赫刀と日の呼吸の合わせ技で鬼の再生力を極限まで阻害し、それこそ規格外の再生力を誇る無惨でさえも再生が叶わない超鬼特攻の斬撃を繰り出すことができる。最強の鬼である無惨でさえ手も足も出ず、「本当の化け物はあの男だ」と評される始末。作中で比べられる存在がいない絶対的最強キャラである。

SSSランク
鬼舞辻無惨
喰らったら即死の上、伸縮自在、引き寄せ機能も搭載された範囲攻撃複数が永遠飛び交うというあまりに理不尽すぎる攻撃性能。おまけに斬った瞬間から立ち所に再生する桁違いの再生力に、心臓と脳が複数あるゆえ頚が弱点にもなっていない。「どうやって倒せばいいんだ」という理不尽極まりない相手である。作中では弱体化を受けた上で柱複数人を相手取っても圧倒しており、まともに戦うことはできない次元。縁壱には逆に手も足も出なかったが、彼はこの世の理の外にいる人間なので。縁壱という規格外を除けば作中最強で、SSS評価とした。

SSランク
黒死牟
上弦の壱の鬼ということで、設定上十二鬼月最強。実際、元鬼狩りの鬼であるため、鬼の人間離れした再生力・身体能力に加え、全集中の呼吸・痣・透き通る世界の会得で戦闘力は飛躍的に向上している。月の呼吸は血鬼術えパワーアップしており、即死級の超広範囲の攻撃かつ柱でも反応できない速度の斬撃が飛び交い続けるという理不尽すぎる性能。作中に登場するあらゆる要素をすべて詰め込み極まった存在がこの黒死牟であり、「作中最強格」にふさわしい鬼と言えよう。無惨を除いた鬼の中では最強で、並び立つ者は存在しないと思われるので、無惨より一つ下のSS評価とした。

Sランク
猗窩座
上弦の参ということで、十二鬼月No.3の実力者。血鬼術の破壊殺は身体強化をしながらの徒手空拳というシンプルなものだが、上弦の鬼の身体能力に鍛え抜かれた武術が合わさることで、痣を発現させた柱でも手に負えないほど圧倒的なものとなる。作中では炭治郎・冨岡に敗れたが、自死を選んだゆえの敗北であり、実際はあの二人相手にも負けてはいなかっただろう。過去に柱を何人も倒しており、柱単独では到底敵わないほどに強い。上弦の弐の童磨と同格のS評価とした。

童磨
上弦の弐の鬼であり、設定的に十二鬼月No.2の実力者。血鬼術はその設定に恥じない理不尽性能で、「凍結」という一撃必殺の攻撃を広範囲に撒くことができる。粉凍りで凍てついた血を霧状に散布させることで、呼吸がリスクとなり、鬼殺隊は全集中の呼吸を使うだけで肺にダメージを負い、その内肺胞が壊死するという鬼殺隊にとってはあまりに理不尽な性能となっている。おまけに本体とほぼ同等の血鬼術を使える氷の分身体を最低でも6体は生成することが可能で、本体と合わせ7体同時の血鬼術攻撃とかいうアホみたいな状況を作られる。柱のしのぶを圧倒し、カナヲ・伊之助に敗れたが、しのぶの毒の影響ありきであり、二人のことも終始圧倒していた。上弦の弐の強さは伊達ではなく、シンプルに黒死牟よりは下になるが、鬼殺隊は到底及ばない実力であろう。S評価とした。

Aランク
悲鳴嶼行冥
作中の扱い、実際の活躍いずれも「鬼殺隊最強」の男。痣・透き通る世界を体得し、使用する武器も触れただけで鬼の髪の毛を焼くほどに極めて高い純度の鉄でできた特別強力なもの。呼吸を会得していない鬼殺隊入隊前から「素手で夜が明けるまで鬼の頭を殴り潰し続け勝利する」という鬼をも凌駕する人間離れした身体能力を有し、そこに全集中の呼吸・痣・透き通る世界・最高練度の日輪刀が加わり、対鬼への火力は凄まじいものとなっているはず。黒死牟からも柱内最高評価を得ており、黒死牟戦でも他隊士とは比べ物にならない働きをした。さすがに上弦の参以上に単独では敵わないだろうが、そこに次ぐ実力者と思われるのでA評価とした。

Bランク
不死川実弥
黒死牟から「柱の中でも実力上位」と評される実力者。風の呼吸という非常に攻撃的な型に稀血によるデバフが合わさることで、非常に戦闘向きな能力をしている。黒死牟の評価からも実力は柱の中でも上位で、柱最強の悲鳴嶼に次ぐものと思われるので、一つ下のBランクとした。

半天狗
上弦の肆の鬼であり、柱3人分の強さは有する鬼の中でも最高峰の実力者。実際、本体を倒さない限り頚を斬っても倒せない分身を4体同時に繰り出し、そのいずれもが固有能力を有しているという強力な血鬼術を扱い、さらにそれらを合体させ、炭治郎・禰豆子・玄弥・甘露寺という柱を含む4人の隊士を同時に相手にしてなお圧倒するほどの戦闘力を見せた。そんな分身体を相手にしながら、小ネズミほどの本体を探し出しとどめを刺すのはもはや単独では不可能であり、柱一人に敗れた上弦の玉壺よりも断然強いと思われる。B評価とした。

鳴女
「無限城を自在に操る」という血鬼術で、城内での戦闘の厄介さは随一。柱二人を相手にまったく動かずに足止めし続けるという活躍を見せた。「上弦の肆」を与えられてるということで、設定的には半天狗と同格となるが、愈史郎に遅れを取って敗れているので、実際は半天狗並みの脅威とは思えないが。ただ、一応上弦の肆を与えられているので、半天狗と同格のB評価とした。

Cランク
冨岡義勇
柱ということで鬼殺隊の中でも実力者。下弦の伍の累程度であれば瞬殺し、炭治郎との共闘、本人の自害込みなので純粋な実力ではないが、上弦の参の猗窩座にも勝利している。ただ、黒死牟に「柱上位」と評価された悲鳴嶼や実弥よりは格下となるだろう。実弥の下のC評価とした。

時透無一郎
柱ということで、その実力は鬼殺隊においてもトップクラス。加えて、痣・透き通る世界・赫刀と至高の領域の技をすべて発現させている。なので、それらを発現させていない柱よりも高く評価した。さらに、無一郎は上弦の伍である玉壺を単独で撃破している。単独での戦績は最高峰。上弦の鬼は「柱3人分の強さ」とされており、無一郎の強さも「柱3人分に匹敵する」と言える。柱の中でも実力者と思われるが、黒死牟からは実弥のほうが上と思われる評価を下されていたので、実弥よりは格下のC評価とした。

甘露寺蜜璃
柱ということで、鬼殺隊の中でもトップクラスの実力者となり、さらに痣まで発現させている。透き通る世界・赫刀を発現させている柱よりは劣ると思われるが、上弦の肆、半天狗の最強形態憎珀天を単独で足止めすると作中での活躍も見事なもの。透き通る世界・赫刀まで発現させた実弥・伊黒らよりは下のC評価とした。

伊黒小芭内
柱ということで鬼殺隊の中でも最高戦力の一角だが、中でも痣・透き通る世界・赫刀と鬼殺隊の極みとなる技術をすべて会得している点は評価したい。ただ、実弥のように「鬼殺隊上位」と明確に評価されたわけでも、上弦の鬼を討伐した戦績もないので、明確に「上位」と評価された実弥よりは下のC評価とした。

妓夫太郎
上弦の陸ということで、「柱3人分の強さ」ということになり、実際15人もの柱を倒してきている。血鬼術の血鎌は、毒を付与した斬撃を自在に飛ばすことができ、一撃喰らっただけで致命傷になり得る非常に凶悪な性能。作中でも柱を含む4人の隊士を相手に敗れたものの、ほぼ戦闘不能まで追い詰めていた。宇髄よりは確実に格上となるのでC評価とした。

玉壺
上弦の伍であり、鬼の中でも相当強い部類。実際、脱皮後の攻撃は「拳に触れられただけで鮮魚となる」という上弦の鬼特有の即死性の高い攻撃となっており、凶悪な性能を有している。作中では痣を発現させた無一郎に敗れているので、「痣を発現させた柱には敗れる」程度の評価となるだろう。C評価とした。

Dランク
我妻善逸
鬼殺隊の一般隊士であり、となると柱には劣る実力となる。ただ、作中で上弦の陸である獪岳を単独で撃破するという他柱でも成し得ない実績を残した。獪岳は「まだ自分の術や能力を使い熟せてなかった」と言われており、実際上弦の鬼並みの強さだったかは怪しいが、それでも単独で上弦の鬼を倒せる実力は、「柱に匹敵する実力者」と考えていいだろう。D評価とした。

胡蝶しのぶ
柱の一角ということで、鬼殺隊の中でもトップクラスの実力者となる。ただ、痣や透き通る世界といった思考の領域の技を発現させたり、上弦の鬼を討伐したりといった描写がなく、作中の活躍は他柱には劣る。柱の中では弱い部類と判断し、D評価とした。

煉獄杏寿郎
柱ということで、鬼殺隊の中でもトップクラスの実力者となる。ただ、他柱と違い、痣や透き通る世界といった至高の領域の技を会得することなく死んでしまっているので、それらを発現している柱よりは劣る評価とした。ただ、敗れはしたものの猗窩座もあわや道連れのところまで追い詰めており、上弦の鬼とも戦えるだけの実力はちゃんと見せている。D評価とした。

宇髄天元
音柱であり、その実力は鬼殺隊トップクラス。加えて、元忍ゆえ機動性に優れ、毒や痛みに耐性があったりと戦闘向けの特性を様々兼ね備えている。最大の強みは異常な聴覚で、独自の戦闘計算式である譜面を完成させれば、敵の攻撃動作の律動を音に変換することで癖や死角を把握できる。数々の強みのあるキャラだが、他柱が会得した痣・透き通る世界といった至高の領域の技は発現しておらず、それらを会得した柱よりは格下と判断した。「俺は煉獄のようにはできねぇ」と、煉獄に負い目を感じるような描写はあったが、明確に「杏寿郎より格下」と判断できる材料がないので杏寿郎とは同格とした。共闘の末ぎりぎりの勝利だが、上弦の陸を討伐している点も評価できる。

獪岳
上弦の陸ながら善逸単独に敗れており、同じ上弦の陸の妓夫太郎の戦績には大きく劣る。「まだ自分の術や能力を使い熟せていなかった」と評されており、称号を与えられただけで、実際まだ上弦の陸の実力には達していなかったのだろう。善逸との戦いはぎりぎりで敗北だったので、同格のD評価とした。

Eランク
堕姫
十二鬼月の上弦の陸だが、「お前上弦じゃねぇじゃん」「弱すぎだろ」と言われるレベルであり、実際柱レベルには簡単に頚を両断されていた。一応、柱を7人葬った実績があるが、この描写を見る限り妓夫太郎のサポートありきで、堕姫自体は柱には大きく劣る実力である可能性が高い。天元よりは確実に格下なので、E評価とした。

魘夢
下弦の壱の鬼なので、下弦の鬼の中では最強となるが、上弦の鬼には及ばないということになる。上弦の陸となった獪岳よりは格下で、「上弦にしては弱すぎる」と評価された堕姫と同格といったところか。実際、血鬼術は柱にも有効かつ睡眠に陥れる手段もいくつかあるので、かなり強力な能力だと思う。E評価とした。

Fランク
累
十二鬼月下弦の伍ということで、十二鬼月以下の鬼よりは強いだろう。ただ、冨岡には手も足も出ずやられていたので、柱には到底及ばない実力と思われる。魘夢以外の下弦の鬼との実力差を比べようがないので、まとめて同じF評価とした。

轆轤
作中での活躍はないので実際の強さはわからないが、下弦の弐なので累よりは強いと思われる。粛清を免れた下弦の壱魘夢よりは格下と思われるので、F評価とした。

病葉
作中での活躍はないので実際の強さはわからないが、下弦の参なので累よりは強いと思われる。粛清を免れた下弦の壱魘夢よりは格下と思われるので、F評価とした。

零余子
作中での活躍はないので実際の強さはわからないが、下弦の肆なので累よりは強いと思われる。粛清を免れた下弦の壱魘夢よりは格下と思われるので、F評価とした。

釜鵺
作中での活躍はないので実際の強さはわからないが、下弦の陸なので累より弱いと思われる。粛清を免れた下弦の壱魘夢よりは格下と思われるので、F評価とした。

Gランク
響凱
元下弦の陸の鬼なので、十二鬼月でない鬼よりは格上と思われる。ただ、現役十二鬼月よりは格下となるだろう。累よりは下のランクのG評価とした。

Hランク
矢琶羽
十二鬼月でもない鬼なので、十二鬼月よりは格下となる。元十二鬼月だった響凱よりも格下になるだろう。H評価とした。

朱紗丸
十二鬼月でもない鬼なので、十二鬼月よりは格下となる。元十二鬼月だった響凱よりも格下になるだろう。矢琶羽と同じH評価とした。

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