呪霊化
元々特別一級術師だった禪院直哉が呪霊化したことでさらにパワーアップ。等級は不明だが、間違いなく特級に分類されるだろう。
呪霊化したことで生前よりも様々な面で強化されている。術師の場合、自身の治癒には呪力を正のエネルギーに転換する技術反転術式を使用する必要があり、生前の直哉は習得していなかったが、呪霊となったことで呪力でそのまま自己治癒が可能となり、肉体を欠損するようなダメージを負ってもすぐに回復できるようになっている。
投射呪法
使用術式は投射呪法。己の視界を画角として1秒間の動きを24分割したイメージをあらかじめ脳内で描き、実際に自身の身体でその動きをトレースできる能力。生前時でも亜音速に達する動きを実現していたが、呪霊化したことで体をラムジェットエンジンに近い構造となり、最高速度マッハ3という異次元の領域に到達した。これは覚醒した真希でも見切れないスピードであり、そのスピードによる突撃はフィジカルギフテッドの真希ですら内臓を痛め5分の休息を必要とするほど必殺の威力となっている。
また、脳内で24分割した動きを実際にトレースできなかった場合は1秒間フリーズし、これは触れた対象にも適用されるので、相手に触れることで1秒間フリーズさせることもできる。これを応用し、空気に触れ空気を固定させ、それを破壊することで衝撃波を発生させるという新たな術式の使い方も見せた。
時胞月宮殿
呪霊化したことで領域展開も会得。時胞月宮殿は領域内の対象に投射呪法が必中化し、さらに対象が細胞一つ一つと細かくなる。つまり、「細胞単位での動きのトレース」という理不尽を強いる領域であり、一度体を動かせば細胞一つ一つの動きがズレて肉体は自壊していく必中必殺の性能となっている。
真希・憲紀・大道・三代に敗北
作中では真希・憲紀・大道・三代と交戦。領域展開を会得したことで真希以外は戦闘不能状態まで追い詰めていたが、呪力0ゆえ領域内でも捉えられない真希に不意を突かれ敗れた。二度目の覚醒を遂げた真希に敗れはしたが、相性の悪さと不意を突かれて負けただけで、「真希より格下」とは言えないだろう。
評価
術式の性能、必中必殺の領域展開持ちと等級は明かされていないが、間違いなく特級呪霊に分類される存在で、特級呪霊の中でも上位となるだろう。二度目の覚醒を果たした真希には敗れたが、相性が悪く不意を突かれただけなので「真希より格下」とも言い切れない。ただ、実際真希には敗れているので「真希より格上」とは言えないので同じS−とした。
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